MLB(メジャーリーグ)の「ポストシーズン(プレーオフ)」について解説していきます!
MLBのポストシーズンの仕組みについて詳しく知ることで、MLBのレギュラーシーズン・ポストシーズンをより楽しむことができます!
MLBのポストシーズン(プレーオフ)とは?
概要
MLBのポストシーズン(プレーオフ)は、レギュラーシーズン終了後の10月に、ワールドチャンピオンを決定するために行われる一連の試合を開催する期間のことです。
ポストシーズンへは、地区優勝チームやワイルドカード枠を勝ち取ったチームが参加します。
MLBの全30チーム中、各リーグから6チーム、合計12チームのみ挑戦できます!
MLBのリーグ編成
MLBは、アメリカ:29チーム、カナダ:1チームの計30チームで構成されています。
この30チームを15チームずつ、アメリカンリーグ(ア・リーグ)とナショナルリーグ(ナ・リーグ)の2つに分けて、レギュラーシーズンを戦います。
さらに、各リーグは東地区、中地区、西地区の3つの地区に分かれており、それぞれの地区には5チームが所属しています。
レギュラーシーズン中は、地区内での優勝を目指して試合が行われます!
MLBのポストシーズン(プレーオフ)の仕組み
MLBのポストシーズン(プレーオフ)の仕組みを解説していきます!
出場条件
ポストシーズンへの出場条件は何度か変更があり、2022年以降は以下の条件となっています。
- 地区優勝チーム
- 各リーグの3つの地区(東・中・西)で最も成績の良いチーム、両リーグ合計で6チーム
- ワイルドカード
- 地区優勝を果たした3チームを除くチームの中から、年間の勝率が上位3チームがワイルドカード
※3つの地区は関係なくリーグ内の勝率順で決定する
- 地区優勝を果たした3チームを除くチームの中から、年間の勝率が上位3チームがワイルドカード
各リーグから地区優勝3チームとワイルドカード3チームの合計12チームがポストシーズン(プレーオフ)に進出します。
各シリーズの特徴
ポストシーズンは以下の4つのシリーズに分かれて進んでいきます!
ワイルドカードシリーズ(WCS)
ワイルドカードシリーズ(WCS)はポストシーズンの初戦として行われます。
3試合制で2勝を先に取ったチームがディビジョンシリーズ(DS)へ進みます。
試合は主にワイルドカードの勝率1位チームと地区優勝の中で勝率3位チームのホームで開催されます。
ディビジョンシリーズ(DS)
ディビジョンシリーズ(DS)は、ワイルドカードシリーズ(WCS)の次のシリーズです。
5試合制で3勝を先に取ったチームがリーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)へ進みます。
試合順は(2試合→2試合→1試合)で、ホームアドバンテージ(本拠地での試合数が多くなる)は地区優勝勝率1位チームと地区優勝勝率2位チームに与えられます。
リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)
リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)は、各リーグのトップ2チームがリーグ優勝をかけて対戦するシリーズです。
7試合制で4勝を先に取ったチームがワールドシリーズ(WS)へ進みます。
試合順は(2試合→3試合→2試合)で、ホームアドバンテージはレギュラーシーズンの勝率が高いチームに与えられます。
ただし、ワイルドカード枠のチームが地区優勝チームと対戦する際は、地区優勝チームにホームアドバンテージが与えられます。
ワールドシリーズ(WS)
ワールドシリーズ(WS)は、各リーグの勝者がワールドチャンピオンをかけて対戦するシリーズです。
7試合制で4勝を先に取ったチームがワールドシリーズ(WS)へ進みます。
試合順は(2試合→3試合→2試合)で、ホームアドバンテージはレギュラーシーズンの勝率が高いチームに与えられます。
まとめ
今回は、MLBのポストシーズン(プレーオフ)について以下の点を中心に解説してきました!
- ポストシーズン(プレーオフ)の仕組み
- 出場条件
- 各シリーズの特徴
各リーグから12チームが出場し、約1ヶ月間にわたり開催されるため非常に盛り上がる期間です!
また、レギュラーシーズンでも勝率によってポストシーズン進出が左右されるため、シーズンの最終盤まで試合を楽しむことができます!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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