2024年に開催予定である、野球の国際大会「プレミア12」について解説していきます!
本記事では、WBCとの違いについても解説します!
プレミア12について詳しく知ることで、2024年11月に開催される第3回大会をより楽しむことができます!
プレミア12とは?
WBSCプレミア12について解説していきます!
大会概要
プレミア12は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する国際大会です。
創設背景ですが、WBSCの前身である国際野球連盟(IBAF)の運営費不足が起因しています。
- 2008年の北京オリンピックを最後に野球が除外されたことで、補助金を失った
- 主催の国際大会の開催は継続していたため、出費がかさんだ
そのため、2011年にIBAFはメジャーリーグベースボール(MLB)からの以下の条件付きで援助を受けることになります。
- MLBおよびMLB選手会が主催するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をIBAFの世界選手権として公認すること
- IBAFが主催する国際大会の廃止、および再編
主催の国際大会の廃止・再編を行った結果、「プレミア12」が創設されました。
参加国数・参加条件
参加国数は、大会名のとおり12の国と地域が出場します。
参加条件ですが、WBSC世界野球ランキングの上位12の国と地域が招待される形で選出されます。
開催タイミング・時期
開催タイミングは、WBCと同じく4年に1度開催されます。
開催周期は同じですが、プレミア12はWBC開催年の中間年に開催されます。
つまり、プレミア12とWBCは2年ごとに交互に開催される形となっています。
プレミア12の第1回大会は2015年なので、まだまだ歴史の浅い大会になります。
開催時期は、シーズンが終了した秋頃になっています。
MLB選手の参加有無
WBSCは「プレミア12はプロ主体の大会である」ことを強調していますが、過去大会でもメジャーリーガーは参加していません。
シーズン終了後の秋頃に開催されることもあり、身体のケアを優先するため参加に否定的な部分があるようです。
そのため、マイナーリーガーやプロ経験のない選手で構成され出場している国もあります。
開催を積み重ね、WBCのように認知度が高まると参加表明するメジャーリーガーが増えるかもしれません!
WBCとの違い
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)との違いを解説していきます!
プレミア12とWBCの比較
プレミア12 | WBC | |
---|---|---|
主催 | 世界野球ソフトボール連盟 (WBSC) | MLB機構、 MLB選手会 |
参加国数 | 12の国と地域 | 20の国と地域 |
参加条件 | 招待制 | 勝ち抜き制 |
開催タイミング | 4年に1度 | 4年に1度 |
開催時期 | 秋頃(11月頃) | 春頃(3月頃) |
初開催 | 2015年 | 2006年 |
MLB選手の参加有無 | なし | あり |
優勝賞金 | 150万ドル (2019年第2回大会) | 100万ドル (2023年第5回大会) |
WBCとは?
WBCについて簡単に解説します!
大会概要
WBCは、MLB機構・MLB選手会が主催する国際大会です。
4年に1度開催され、20の国と地域が本戦に出場します。
大きな特徴としては、現役のメジャーリーガーが多く参加するため、各国でドリームチームが結成される点です!
まとめ
今回は、プレミア12について以下の点を中心に解説してきました!
- 大会概要
- WBCとの違い
まだまだ歴史の浅い大会なので、参加国数が増えたりルールの変更があったりと試行錯誤していくことが考えられます。
2024年の第3回大会では日本代表は井端弘和監督が指揮をとります。
どの選手が代表に選出されるのか、日本代表はどこまで勝ち進んでくれるのか楽しみですね!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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