本記事では、2025年中に新たに国内・海外FA権を取得する可能性のある選手を一覧で紹介していきます!
各選手の推定年俸・ランクや注目選手のプロフィール・特徴についても紹介しています!
本記事を読むことで、2025年シーズンオフにFA権を行使するかもしれない選手の概要を知ることができ、どこの球団に移籍するのか動向を楽しむことができます!
- 2025年中に新たにFA権を取得見込みの選手
- 国内FAの注目選手
FAとは
概要
FAとは、フリーエージェント(Free Agent)の略称で、選手があらゆる球団と選手契約を結ぶことができる権利のことで、国内FAと海外FAの2種類があります。
詳しくは以下の記事で解説しています!
FA権新規取得見込み選手一覧
ここから、2025年中に新しく国内・海外FA権を取得する可能性のある選手を紹介します。
※既にFA権を行使済みの選手、2025年開幕時点でFA権を持っている選手を除きます。
(選手名/2025年開幕時点の年齢/ポジション/2025年推定年俸/ランク/備考)
国内FA権
国内FA権を新たに取得する可能性のある選手は25名です。
阪神タイガース | |||||
近本 光司 | 30 | 外野手 | 3億7000万 | Aランク | - |
植田 海 | 28 | 内野手 | 2100万 | Cランク | - |
広島東洋カープ | |||||
該当者なし | |||||
横浜DeNAベイスターズ | |||||
関根 大気 | 29 | 外野手 | 5350万 | Cランク | - |
神里 和毅 | 31 | 外野手 | 3000万 | Cランク | - |
読売ジャイアンツ | |||||
岡本 和真 | 28 | 内野手 | 5億4000万 | Aランク | - |
吉川 尚輝 | 30 | 内野手 | 2億 | Bランク | 3年契約の1年目 |
中川 皓太 | 31 | 投手 | 8500万 | Cランク | - |
東京ヤクルトスワローズ | |||||
高梨 裕稔 | 33 | 投手 | 3000万 | Cランク | - |
中日ドラゴンズ | |||||
柳 裕也 | 30 | 投手 | 1億1000万 | Bランク | - |
宇佐見 真吾 | 31 | 捕手 | 4000万 | Cランク | - |
岡田 俊哉 | 33 | 投手 | 1000万 | Cランク | - |
オリックス・バファローズ | |||||
山岡 泰輔 | 29 | 投手 | 6800万 | Cランク | - |
山田 修義 | 33 | 投手 | 6600万 | Cランク | - |
福田 周平 | 32 | 外野手 | 5000万 | Cランク | - |
井口 和朋 | 31 | 投手 | 2400万 | Cランク | - |
千葉ロッテマリーンズ | |||||
ネフタリ・ソト | 36 | 内野手 | 3億 | - | - |
藤岡 裕大 | 31 | 内野手 | 8500万 | Bランク | - |
国吉 佑樹 | 33 | 投手 | 7000万 | Cランク | - |
石川 慎吾 | 31 | 外野手 | 2600万 | Cランク | - |
福岡ソフトバンクホークス | |||||
上沢 直之 | 31 | 投手 | 2億5000万 | Bランク | 4年契約の1年目 |
濵口 遥大 | 30 | 投手 | 4600万 | Cランク | - |
東北楽天ゴールデンイーグルス | |||||
辰己 涼介 | 28 | 外野手 | 1億超え | Bランク | - |
埼玉西武ライオンズ | |||||
髙橋 光成 | 28 | 投手 | 2億1000万 | Aランク | - |
北海道日本ハムファイターズ | |||||
松本 剛 | 31 | 外野手 | 1億1000万 | Bランク | - |
玉井 大翔 | 32 | 投手 | 3300万 | Cランク | - |
海外FA権
海外FA権を新たに取得する可能性のある選手は18名です。
阪神タイガース | |||||
岩貞 祐太 | 33 | 投手 | 1億 | Cランク | 3年契約の3年目 |
広島東洋カープ | |||||
上本 崇司 | 34 | 内野手 | 3700万 | Cランク | - |
磯村 嘉孝 | 32 | 捕手 | 2100万 | Cランク | - |
横浜DeNAベイスターズ | |||||
筒香 嘉智 | 33 | 外野手 | 3億 | Aランク | 3年契約の2年目 |
戸柱 恭孝 | 34 | 捕手 | 7500万 | Cランク | - |
三嶋 一輝 | 34 | 投手 | 6500万 | Cランク | - |
柴田 竜拓 | 31 | 内野手 | 4700万 | Cランク | - |
読売ジャイアンツ | |||||
高梨 雄平 | 32 | 投手 | 1億5000万 | Bランク | 3年契約の1年目 |
東京ヤクルトスワローズ | |||||
該当者なし | |||||
中日ドラゴンズ | |||||
松葉 貴大 | 34 | 投手 | 5000万 | Cランク | - |
岩嵜 翔 | 35 | 投手 | 2800万 | Cランク | - |
オリックス・バファローズ | |||||
大城 滉二 | 31 | 内野手 | 4000万 | Cランク | - |
千葉ロッテマリーンズ | |||||
石川 歩 | 36 | 投手 | 9000万 | Bランク | - |
西野 勇士 | 32 | 投手 | 1億5000万 | Bランク | 3年契約の1年目 |
福岡ソフトバンクホークス | |||||
武田 翔太 | 31 | 投手 | 1億5000万 | Bランク | 4年契約の4年目 |
東浜 巨 | 34 | 投手 | 1億5000万 | Bランク | 3年契約の3年目 |
牧原 大成 | 32 | 内野手 | 1億 | Cランク | 3年契約の2年目 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | |||||
該当者なし | |||||
埼玉西武ライオンズ | |||||
源田 壮亮 | 32 | 内野手 | 3億 | Aランク | 5年契約の3年目 |
北海道日本ハムファイターズ | |||||
加藤 貴之 | 32 | 投手 | 3億 | Aランク | 4年契約の2年目 |
国内FA注目選手
2025年中に新たに国内FA権を取得する可能性のある選手のうち、目玉候補の選手を8名紹介します。
近本光司【阪神タイガース #5】
投打 | 左投左打 |
生年月日 | 1994年11月9日 |
身長/体重 | 171cm/70kg |
ドラフト | 2018年 ドラフト1位 |
経歴 | 社高-関西学院大-大阪ガス-阪神 |
獲得タイトル | 最多安打(2021) 盗塁王(2019,2020,2022~2024) ベストナイン(2021~2024) ゴールデングラブ賞(2021~2024) |
俊足強打で5度の盗塁王、最多安打のタイトルも獲得したリードオフマンです!
外野の守備範囲は広く、守備力も球界トップクラス。50m5秒8の俊足を活かし、走攻守のバランスが非常に優れた選手です。
年俸が高額という点はネックですが、守備・打撃・走塁すべてで高いWARを記録しており、特に中堅手が補強ポイントの球団では注目の的となりそうです。
ただ、阪神は昨年の大山・原口と主力の流出を阻止できており、人気球団の阪神から出ていく例は少ないことからも移籍の可能性は低いと見られています。
岡本和真【読売ジャイアンツ #25】
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1996年6月30日 |
身長/体重 | 186cm/100kg |
ドラフト | 2014年 ドラフト7位 |
経歴 | 智弁学園高-巨人 |
獲得タイトル | 本塁打王(2020,2021,2023) 打点王(2020,2021) ベストナイン(2020,2024) ゴールデングラブ賞(2021,2022,2024) |
日本を代表する右の長距離砲で、2020年,2021年には2年連続で本塁打王&打点王の二冠を達成しています!
全方向に打てる技術と強烈なパワーを兼ね備え、四球も多く選べる完成度の高いバッターです。
守備でも安定感があり、三塁を中心に一塁や外野も守れます。
本人がメジャー志向を公言しており、国内FA権を行使する可能性は極めて低いと見られています。
そのため、ポスティングシステムによる移籍か残留が有力と見られています。
柳裕也【中日ドラゴンズ #17】
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1994年4月22日 |
身長/体重 | 180cm/85kg |
ドラフト | 2016年 ドラフト1位 |
経歴 | 横浜高-明治大-中日 |
獲得タイトル | 最優秀防御率(2021) 最多奪三振(2021) ベストナイン(2021) ゴールデングラブ賞(2021) |
2021年に最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得するなど実績は十分です!
多彩な変化球とコントロールを武器に、キャリアで4度の規定投球回に到達するなど安定感が光ります。
先発投手が欲しいチーム(ヤクルト・ソフトバンク・ロッテ・楽天あたり)にとっては、争奪戦必至の存在です。
中川皓太【読売ジャイアンツ #41】
投打 | 左投左打 |
生年月日 | 1994年2月24日 |
身長/体重 | 183cm/86kg |
ドラフト | 2015年 ドラフト7位 |
経歴 | 広島・山陽高-東海大-巨人 |
獲得タイトル | - |
サイド寄りのフォームから最速151km/hの直球とスライダー、ツーシームなどを操るリリーフピッチャーです!
2023年にはセットアッパー・クローザーとして防御率2.08、14セーブ、17ホールドと安定した成績を残しています。
2024年は左膝の故障もあり15試合登板・防御率8.76と不調でしたが、本来の力を取り戻せば左の中継ぎとしてトップクラスです。
実績のある左のリリーフは貴重なため、行使となれば補強ポイントに合致するヤクルトや楽天、ロッテあたりが考えられます。
辰己涼介【東北楽天ゴールデンイーグルス #8】
投打 | 右投左打 |
生年月日 | 1996年12月27日 |
身長/体重 | 180cm/74kg |
ドラフト | 2018年 ドラフト1位 |
経歴 | 社高-立命館大-楽天 |
獲得タイトル | 最多安打(2024) ベストナイン(2024) ゴールデングラブ賞(2021~2024) |
2024年は143試合出場で打率.294・158安打、20盗塁、ゴールデングラブ賞(4年連続)と走攻守で結果を残しました!
特に俊足と強肩に加え、守備力は球界トップクラスです。
メジャー志向を公言しており、国内FA権を行使する可能性は低いと見られます。
ただ、左打ちのリードオフ候補としての評価は高く、複数球団が注視している可能性が考えられます。
松本剛【北海道日本ハムファイターズ #7】
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1993年8月11日 |
身長/体重 | 180cm/84kg |
ドラフト | 2011年 ドラフト2位 |
経歴 | 帝京高-日本ハム |
獲得タイトル | 首位打者(2022) ベストナイン(2022) |
2022年には首位打者(打率.347)を獲得した、ミート力と選球眼に優れた中距離ヒッターです!
センターを主戦場としつつ、ライトやレフトも守れるユーティリティ性があり、守備でも堅実なプレーが光ります。
右の巧打者タイプかつセンターを守れる選手は希少であり、外野の打力不足に悩むヤクルト、広島、ロッテあたりが候補として考えられます。
山岡泰輔【オリックス・バファローズ #19】
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1995年9月22日 |
身長/体重 | 172cm/68kg |
ドラフト | 2016年 ドラフト1位 |
経歴 | 瀬戸内高-東京ガス-オリックス |
獲得タイトル | 最高勝率(2019) |
縦に鋭く変化するスライダーが武器で、入団から先発ローテーションを担ってきた投手です。
2019年には26試合(170回)に登板し、キャリアハイとなる13勝4敗、勝率.765、防御率3.71の成績を残しています。
2023年途中にはリリーフへの配置転換となりましたが、優秀な成績をマークしています。
先発・リリーフどちらでも高いパフォーマンスを発揮できる好投手であり、FA権行使となれば争奪戦となる可能性があります。
髙橋光成【埼玉西武ライオンズ #13】
投打 | 右投右打 |
生年月日 | 1997年2月3日 |
身長/体重 | 190cm/105kg |
ドラフト | 2014年 ドラフト1位 |
経歴 | 前橋育英高-西武 |
獲得タイトル | - |
2023年までは3年連続で2桁勝利を達成している最速157km/hのストレートに、スライダー・フォーク・カットボールを織り交ぜるパワーピッチャーです!
かねてよりポスティングでのメジャー挑戦を希望しており、国内FAを使っての移籍は低いと見られています。
仮にFA権行使となれば、先発投手が手薄な球団での争奪戦になると見られています。
まとめ
今回は2025年中に新しく国内・海外FA権を取得する可能性のある選手の一覧と注目選手8名について紹介しました!
国内FA権は25名、海外FA権は18名の選手に取得の可能性があります。
ただ、注目選手の中にはメジャー志向を公言している選手も多く、より移籍情報に注目が集まります!
今回紹介した選手がFA権を取得するのか注目しつつ、シーズンオフのFA戦線を楽しみに待ちましょう!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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