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ベース拡大で野球はどう変わる?MLBの事例と日本プロ野球の動向も解説!

ベース拡大 野球ファン向け
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近年の野球界では、安全性向上を目的としたルール改正が注目されています!

その代表例がMLB(メジャーリーグ)で2023年から導入されたベース拡大」です!

「ビガー・ベース(Bigger Bases)」とも言われており、従来の15インチ(約38.1cm)から18インチ(約45.7cm)へサイズ変更されました!

ベースが大きくなることで怪我防止が期待され、塁間距離が短くなることで盗塁数や内野安打の増加も見込まれます!

NPB(日本プロ野球)でも、2025年秋の教育リーグで試験導入が決まり、今後の展開に注目が集まります!

本記事では、ベース拡大について導入による影響や戦術面での変化などをわかりやすく解説していきます!

この記事でわかること
  • 「ベース拡大」の概要
  • 導入理由
  • MLB・NPBでの影響
  • 戦術面の変化

「ベース拡大」の概要

MLBでは2023年シーズンから、一塁・二塁・三塁のベースが従来の15インチ(約38.1cm)四方から18インチ(約45.7cm)四方へと拡大されました!

これにより、本塁から一塁・三塁の距離は約7.6cm、一塁から二塁・二塁から三塁の距離は約11.4cm短縮されています!

日本のNPBでは、2025年シーズン時点でルール変更は採用されず、引き続き従来の15インチベースが使用されています!

MLBのルールが遅れて導入されるケースも多いため、今後の動向が注目されます。

ベース拡大の目的は、守備と走者の接触を減らしケガ防止につなげること、さらに盗塁増加や走塁プレーの活性化を狙ったものです!

実際にマイナーリーグでの試験導入では、ベース付近でのケガが13%以上減少し、走塁面でも大きな変化が見られました!

導入理由

ベースが拡大された理由について紹介します!

ベース拡大の理由
  • 選手の安全性確保
    • 昔より選手の足のサイズが大きくなっているため、プレー時のスペースを広げる必要がある。
    • クロスプレーでの接触やケガのリスクを軽減できる
  • 試合での変化
    • ベース間の距離が短縮されることで、盗塁成功率が上昇するため。
    • バント安打などスピードを活かした攻撃が増え、試合がより活発になる。
  • 観客への魅力向上
    • MLBは観客離れを防ぎ、試合のエンタメ性を高める施策の一環として導入。
    • 安全性と迫力あるプレーの両立を狙った改革。
<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

2025年には、一塁を守っていた巨人の岡本和真選手が打者走者と交錯し、左肘じん帯損傷で長期離脱を余儀なくされました。
このようなリスクを回避できることが期待されています!

MLB・NPBでの影響と反応

ベース拡大によるMLBやNPBでの影響・反応について紹介します!

  • MLBでの影響
    • マイナーリーグ試験導入では怪我が13%以上減少
    • 盗塁数は2022年:2,4862023年:3,5032024年:3,617増加傾向
    • 「数インチ差は大きい」「盗塁が増えそうで楽しみ」とファンからも好意的な反応。
    • 一方で、タティスJr.やソトら一部選手は「柔らかすぎる」「足首に負担」と素材面で懸念を表明。
  • NPBでの取り組み
    • 2025年の秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」で試験導入を決定。
    • 「選手からマイナス意見は聞こえない」とし、来季から公式戦でも導入予定。
    • 国際大会(WBCなど)でのルールを見据えた施策であり、2025年の巨人×ドジャースの交流戦でも使用済み。
  • 共通の注目点
    • 負傷防止とスピード野球の両立」が最大の狙い。
    • MLBの盗塁数増加は観客の試合満足度向上にもつながっており、NPBでも同様の効果が期待される。
    • 新ルールは安全性とエンタメ性を両立させる改革として定着しつつある。
<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

選手のケガ防止に一定の効果がありますが、過去の記録との比較などは難しくなりそうです。

戦術面の変化

ベースが拡大することによって試合の戦術にどのような影響が出るのか紹介します!

ベース拡大による戦術変化
  • 盗塁数の増加
    • 塁間が短縮されるため、走者の到達時間がわずかに短くなり盗塁成功率が上昇する
    • 今まで以上に盗塁企画数が増えることが予想される。
  • 内野安打の増加
    • 特に一塁までの距離短縮により、内野安打の可能性が拡大する
    • 右打者の内野安打率も上昇するとみられる。
  • 併殺打(ダブルプレイ)の減少
    • 各塁への到達が早まり、打者走者が封殺を免れるケースが増加する。
    • 併殺が減ることで投手の防御率や勝敗に影響を与える可能性も。
    • 1点差ゲームの増加につながり、試合展開がさらに緊迫化することが予想される。

戦術面では「スピードアップ」と「攻撃有利化」が進み、従来の野球のバランスが変わる可能性があります。

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

MLBの盗塁数増加はベース拡大だけでなく、ピッチクロック導入も合わさったことが大きく影響したと思います!

まとめ

今回は、「ベース拡大」について以下を中心に紹介してきました!

  • 「ベース拡大」の概要
  • 導入理由
  • MLB・NPBでの影響
  • 戦術面の変化

ベース拡大は選手の怪我防止と安全性向上を目的に導入されました。

MLBでは2023年から15インチから18インチに変更され効果を検証し、実際に盗塁数や内野安打の増加、併殺打減少などの影響が確認されています。

NPBでも2025年の教育リーグで試験導入が行われ、将来的な採用が注目されています。

野球の戦術や試合展開を変える可能性を秘めた改正といえるでしょう。

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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