これから野球を始める方にとって、最初のグローブ選びは大きな悩みどころではないでしょうか。
「サイズはどう選ぶ?」「軟式と硬式は何が違う?」「いくらくらいが適正?」など、分からないことが多いはずです。
サイズやポジション、軟式・硬式の違いを正しく理解することが、失敗を防ぐ第一歩です!
さらに価格帯や人気メーカーの特徴も比較し、自分に合ったモデルを選ぶ必要があります。
本記事では、初心者が失敗しないグローブの選び方と、長く快適に使うためのポイントをわかりやすく解説していきます!
- グローブ選びの基本
- グローブの選び方
- グローブを長く使うポイント
野球グローブ選びの基本
初心者の方向けに、グローブの選び方の基本を紹介していきます!
まず確認すべき3つのポイント
- 利き手:右投げ/左投げの判断
- 使用球:軟式/硬式の確認
- 年齢:少年用/一般用の確認
初心者のグローブ選びは「利き手・使用球・年齢(手の大きさ)」の確認が最優先です!
グローブは、投げる手と逆にはめるため、右投げか左投げかの判断が必須です!
また、使用するボールが軟式か硬式かで構造が大きく異なります。
さらに子どもは少年用、大人は一般用とサイズ区分があるため、成長段階に合ったモデルを選ぶことが重要です!

サイズが合わないと開閉が難しくなり、捕球ミスが増え「野球が楽しくなくなる」原因になります。
初心者ほど“ぴったりサイズ”を最優先にしましょう!
軟式と硬式の違い
軟式と硬式では使用するボールの構造が異なるため、グローブに必要な革の厚みや耐久性が大きく変わります!

| 項目 | 軟式ボール(軟球) | 硬式ボール(硬球) |
|---|---|---|
| 主な使用者 | 少年野球・中学軟式・一般草野球 | 高校野球・大学野球・プロ |
| 素材 | ゴム製 | コルク芯+革巻き |
| 重さ | 約138g前後(M号) | 約145g前後 |
| 打球速度・特徴 | 比較的緩やか・高く弾む | 非常に速い・低く跳ねる |
| 衝撃の強さ | やや弱い | 強い |
軟式用グローブはゴム製ボールに合わせ、軽量で柔らかい設計になっています!
硬式用グローブは革ボールの衝撃に耐えるため、芯材が厚く重めに作られています!
種類を間違えると安全性やプレー精度に直結するため、必ず事前確認が必要です!
初心者は扱いやすい軟式用、もしくは“やや柔らかめ”に仕上げられたモデルを選ぶと、早くグローブに慣れやすいでしょう!

硬式用グローブは軟式でも使用可能ですが、重く扱いづらい・ボールを弾きやすい場合があります。
一方で軟式用を硬式で使用すると破損リスクが高まるため避けましょう。
大人用と子ども用の違い
- 少年用:~小学校6年生(12歳)
- 大人用:中学校1年生~
少年用グローブは軽量で小さめのため、握力が弱い子どもでも開閉しやすい構造になっています!
大人用グローブはポジション別に細分化され、本革中心で耐久性重視です!
特に小学生は「大は小を兼ねない」ため、必ず手に合うサイズを選びましょう!
将来のポジションが未定なら、まずはオールラウンド用を選ぶのが無難です!
守備位置が決まってから買い替える方法もおすすめです!

手のサイズは個人差があるので、自分の手の大きさに合ったサイズを選ぶことが大事です。
失敗しないサイズとポジション別の選び方
失敗しないグローブのサイズ早見表
グローブ選びで最も重要なのがサイズです!
大きすぎても小さすぎても扱いづらくなってしまい、捕球に支障をきたしてしまう可能性があります。
年齢や身長での目安となるサイズは以下のとおりです!
ただし、サイズは統一規格が無いため、各メーカーの表記を確認する必要があります。
| 身長 | 対象学年 | サイズ表示 |
| ~120cm | ~小学校1年生 | SS |
| 120~135cm | 小学校1~3年生 | S |
| 135~145cm | 小学校2~4年生 | M |
| 145~155cm | 小学校4~6年生 | L |
| 155cm~ | 小学校5~6年生 | LL |
- 一般用サイズ目安
- 投手用:29~30cm
- 内野手用:26~29.5cm
- 外野手用:30~33cm
- 捕手用:約32cm
※測定基準は「グローブの人差し指先〜土手部(手首側)までの長さ」です。
ただしメーカーごとにサイズ表記が微妙に異なるため、必ず実寸を確認しましょう。
小学生は“手に合うサイズ最優先”、中学生以上は“ポジション基準”で選ぶのが基本です。
オンラインでの購入時でも、購入前に同じメーカーやモデルを実際に試すことで失敗が大きく減ります!

やはり、実際にはめてみて感触を確かめてみることが一番良いです!
ポジション別グローブの違いと選び方
ポジションが決まっている場合は、そのポジション向けのグローブを選びましょう!
未定の場合は、オールラウンド用を選択するとよいでしょう!
オールラウンド
ポジション未定の初心者は、まずオールラウンド用を選ぶのが良いでしょう!
守備位置が固まってから専門モデルへ移行すると無駄がありません。
内野手用
内野手用グローブは、小さめで浅いポケット設計になっています!
素早い握り替えと送球がしやすいモデルです。
- セカンド用:最小サイズで操作性重視
- ショート用:中間サイズでバランス型
- サード用:やや深めで強い打球対応
外野手用
縦長でポケットが深く、フライやライナーに対応しやすい形状になっています!
守備範囲の広さをカバーします。
投手用
ボールの握りを隠せるウェブ構造(網部分)と指カバーが特徴です!
重さやバランスは投球スタイル(速球派・技巧派)に合わせて選びます。
キャッチャーミット
丸く厚みがあり、縦型・横型で捕球感が異なります。
衝撃吸収性が高く、他のグローブとは形状が大きく異なります。
ファーストミット
縦長設計で送球捕球に特化した形状になっています!
内野からのワンバウンド処理にも強い設計です。
グローブには、ボールが収まりやすい“くぼみ”があります。このくぼみを「ポケット」と呼びます。
ポケットがあることで、ボールが自然に収まり、安定した捕球とスムーズな握り替えが可能になります。

最初にキャッチャーミットやファーストミットを選ぶ方は少ないと思います。
デザイン・規定
最初は気に入ったデザインや色のグローブを選ぶというのもアリです!

野球を楽しく続けられることが一番大事です!
ただし、所属するチームなどが決まっている場合、グローブを選ぶ際は、野球の規則にも注意が必要です!
特にグローブの色に関しては注意が必要で、あらかじめチームに確認しておくと安心です!
初心者におすすめの価格帯とメーカー
価格帯
初心者のグローブ選びでは「価格帯」も失敗回避の大きなポイントです!
安すぎても耐久性に不安があり、高すぎても扱いにくい場合があります。
- 価格目安
- 少年野球(軟式):5,000~15,000円
- 一般軟式:10,000~20,000円
- 硬式入門モデル:20,000円前後~
特に安価な合成皮革モデルは軽量で扱いやすい反面、使用頻度が高いと1年前後で劣化する可能性があります。
本格的に継続するなら、耐久性の高い天然皮革モデルがおすすめです。
最初は“扱いやすさ重視”で選び、慣れてきたら上位モデルへ買い替えるのが良いでしょう。

最初は扱いやすさや革の質感などはわかりづらいと思うので、予算の範囲内で購入することをおすすめします。高いからといってその人に合うグローブとは限りません。
おすすめメーカー
ミズノ(Mizuno)
国内シェアが高く、品質が安定しており、アマチュアからプロまで多くの選手が使用しています!
サイズ展開も豊富で初心者でも選びやすい定番ブランドです。
ゼット(ZETT)
日本を代表する野球用具ブランドの一つで、耐久性に優れ、実戦向き設計が特徴です!
多くのプロ選手が使用し、機能性が高いと評価されています。
SSK(エスエスケイ)
グローブのバックスタイルが豊富にあるため、自分にフィットするグローブを見つけやすいブランドです。
久保田スラッガー
根強い人気を誇る、野球専門メーカーです。
手作業で作られた日本産のクオリティ高いグラブが揃っています。
ローリングス(Rawlings)
MLB選手の使用率も高く、耐久性と革質に定評があります。
また、ユニークなデザインのグローブも特徴的です。
ウィルソン(Wilson)
内野手用モデルが豊富で、操作性重視の設計になっています!
独自の技術で作られるグローブは、アメリカでも人気です。
迷ったら「予算範囲内 × 国内大手メーカー」を選べば、初心者が大きく失敗する可能性は低いです。

ミズノやゼットはほとんどのスポーツショップに置いてあるため、試しやすいです。
初心者がやりがちな失敗と長く使うコツ
型付けの重要性
グローブ選びで多い失敗は「型付けをせずに使い始める」ことです!
「型付け」とは、新品の硬いグローブを柔らかくし、自分の手の形や好みのプレースタイルに合わせて、ボールを捕りやすい形状(クセ)をつける加工のことです!
本革グローブは購入直後は硬く、そのまま使うと開閉しづらく捕球ミスが増えてしまいます。
初心者は専門店での型付け依頼がおすすめです!
代表的な方法は以下のとおりです。
- 湯もみ加工
- グローブをお湯に浸けて柔らかくし、職人が揉んで理想の型に仕上げる方法。
- 時間はかかるが、型崩れしにくく自然な仕上がり。
- スチーム加工
- 専用の蒸気で温めて柔らかくし、型を付ける。
- 湯もみに比べて革への負担が少ないとされる。短時間で柔らかくなる。
- 手もみ加工/パンチャー加工
- 水分を使わず、ハンマーや人の手で揉んでほぐす。
- 革のコシを長持ちさせたい場合に向く。
自己流で過度に叩いたり、オイルを塗りすぎたりすると革が劣化し、寿命が短くなる原因になるので、やりすぎに注意しましょう。

最初に型付けしてもらうと、どのような型が良いのか分かるので、今後のグローブの使い方やメンテナンスにも影響してきます。
長く使うための手入れ・保管方法
メンテナンスの流れ
グローブは“使った後のケア”で寿命が大きく変わります!
メンテナンスの手順は以下のとおりです。
- 乾いた布やブラシで汚れを落とす
- 専用クリーナーで表面を整える
- 薄くオイルやクリームを塗布
- 乾かした後、乾拭きをする
オイルの塗りすぎは重量増加や型崩れの原因になります。
YouTubeなどで動画でもメンテナンス方法は解説されているので確認してみてください!
正しい保管方法
保管時はポケット部分にボールを挟み、ベルトで軽く固定すると型崩れ防止になります。
直射日光・車内放置・高温多湿環境は革を硬化・劣化させるため厳禁です。

グローブは平置きしてしまうとつぶれてしまうため、できるだけ立てて保管することがおすすめです。
野球グローブ購入前チェックリスト
基本確認編
☐ 右投げ/左投げを間違えていない
☐ 軟式用・硬式用を確認した
☐ 年齢・手の大きさに合ったサイズを選んだ
☐ ポジションに合った種類を選んだ
☐ ポジション未定ならオールラウンド用を選んだ
サイズ確認編
☐ 実寸(人差し指先〜土手部)を確認した
☐ メーカーごとのサイズ表記差を確認した
☐ 実際に開閉できるかチェックした(オンライン購入の場合はレビューを確認)
☐ 重すぎないか確認した
型付け・メンテナンス編
☐ 型付けの有無を確認した
☐ 専門店での型付け加工を検討した
☐ メンテナンス方法を理解している
☐ 保管方法(ボール挟み・直射日光回避)を理解している
まとめ
今回は、初心者の方向けのグローブの選び方について以下を中心に紹介してきました!
- グローブ選びの基本
- グローブの選び方
- グローブを長く使うポイント
初心者向けグローブの選び方は、まず「サイズ・用途」を正しく理解することが基本です。
少年用と一般用、軟式と硬式の違いを把握するだけでも、大きな失敗は防げます。
人気メーカーの特徴を比較し、自分の手にしっかりフィットするモデルを選ぶことが失敗しない選び方です。
そして購入後は、正しい型付けと定期的な手入れを徹底することが大事です。
グローブは「買って終わり」ではなく、「育てる道具」です。
適切に選び、丁寧に使えば、あなたの成長を長く支えてくれる相棒になるでしょう。
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。



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