MLBのホームランダービーは、毎年オールスター前夜に開催される注目イベントです!
メジャー屈指の強打者たちが豪快なホームランを競い合い、球場を熱狂の渦に包みます!
2024年から新方式が導入され、見応えのある内容が期待されています!
本記事では、ホームランダービーの概要やルール、見どころをわかりやすく解説していきます!
- MLBホームランダービーの概要
- ルールや見どころ
MLBホームランダービーとは
MLBホームランダービーとは、メジャーリーグの強打者たちがホームラン数を競う人気イベントで、オールスターゲームの前夜祭として毎年開催されています!
1985年に始まり、年々ルールや演出が変化しており、現在は8名の選手がトーナメント形式で対戦し、制限時間内にどれだけ多くの本塁打を打てるかを競います!
優勝者にはなんと100万ドルの高額賞金が贈られます!

MLBのドラフト会議も同じ週に行われるため、ファンも盛り上がりをみせています!
MLBホームランダービーのルール
MLBホームランダービーの具体的なルールについて紹介します!
出場選手と出場条件
ホームランダービーには、選出された8人の強打者が出場します!
選手はオールスター出場者の中から、成績や人気を考慮してMLB機構が選出します。
ただし、選手によっては辞退することもあります。
対戦方式
対戦は2ラウンド制で、1ラウンド目は出場する全選手で本塁打数を競い、上位4名が準決勝へ進出します!
準決勝以降はトーナメント形式で優勝を争い、同点時は延長戦ではなく最長飛距離で勝敗を決定します。
時間・球数
MLBのホームランダービーでは、時間だけでなく球数にも制限があります!
- 1回戦・準決勝:3分間/最大40球
- 決勝:2分間/最大27球
- 各ラウンドで1回のタイムアウト(45秒)が取得可能
ボーナスルール
全てのラウンドで持ち時間・球数が終了した後、3アウトになるまで打ち続けることができるボーナス期間があります!
※ホームラン以外はすべてアウトとカウントされます。
また、ボーナス期間中に打球の飛距離が425フィート(約134m)以上のホームランを放つとボーナスアウトが付与され、4アウトまで打ち続けることができます。
このようにボーナスルールなどを設けることによって、よりエンタメ性を高めファンが楽しめるイベントになっています!
一方で、出場者にとっては過酷なルールになっており、スイングやコンディションに影響を及ぼしリーグ後半戦の調子を落とすことが懸念されています。

ドジャースの大谷翔平選手やヤンキースのジャッジ選手は出場候補でしたが、後半戦への影響を考慮して出場を辞退しています。
日本プロ野球との違い
MLBとNPB(日本プロ野球)のホームランダービーの違いについて紹介します!
項目 | MLB | NPB(日本) |
---|---|---|
開催日 | オールスター前日 | オールスターの試合前 |
参加人数 | 8人 | 8人 |
選出方法 | オールスター出場者の中から、 成績や人気を考慮してMLB機構が選出 | 下記規定を満たす選手を ファン投票にて選出 ①オールスターゲームに出場する選手 ②特定日までにホームランを7本以上 打っている選手または、 昨季公式戦でホームランを15本以上 打っている選手 |
制限時間 | 1回戦・準決勝は3分間 決勝は2分間 | すべて2分で統一 |
球数 | 1回戦・準決勝は最大40球 決勝は最大27球 | なし |
対戦方式 | トーナメント | トーナメント |
賞金 | 100万ドル | 100万円 |
NPB(日本プロ野球)のほうが、シンプルなルールとなっていて、出場選手はファン投票で選ばれます。
見どころ・楽しみ方
ホームランダービーの注目ポイントについて紹介します!
- 豪快なホームランと迫力のデータ
- 強打者たちが放つ特大アーチは圧巻で、普段の試合では見られない飛距離を堪能することができます。
- 打球速度や飛距離などのデータもリアルタイムで表示され、見応え十分です。
- 白熱のトーナメントと逆転劇
- 制限時間・球数制限付きのルールにより、スピーディーな展開と緊張感が生まれます。
- 最後まで勝敗が読めないスリル満点の対決が魅力です。
- 一夜限りのスター競演と素顔
- 各チームの主砲や人気選手が一堂に集結し、夢の対戦が実現します。
- 試合中とは違ったリラックスした表情やパフォーマンスも楽しめるのが醍醐味です。
- 演出と雰囲気で楽しむ家族向けイベント
- 音楽・照明などの派手な演出に加え、球場全体が一体となりお祭りモードとなる応援も必見です。
- ルールがシンプルなので、子どもから大人まで家族みんなで楽しめます。
このように、MLBホームランダービーは野球ファンはもちろん、ライト層や家族連れまで楽しめるイベントになっています!

2021年に大谷翔平選手が初出場した際には、出場選手同士で写真を取り合ったり、同僚だったトラウト選手から電話がかかってくるなどリラックスした様子が中継されました!
歴代優勝者
MLBホームランダービーの過去優勝者について紹介します!
年度 | 選手名 | チーム名 |
---|---|---|
2024 | テオスカー・ヘルナンデス | ロサンゼルス・ドジャース |
2023 | ブラディミール・ゲレーロJr. | トロント・ブルージェイズ |
2022 | フアン・ソト | ワシントン・ナショナルズ |
2021 | ピート・アロンゾ | ニューヨーク・メッツ |
2020 | 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により未開催 | |
2019 | ピート・アロンゾ | ニューヨーク・メッツ |
ちなみに、ホームランダービーに出場した日本人選手は、今のところ2021年の大谷翔平選手(当時エンゼルス)だけとなっています。
まとめ
今回は、MLBホームランダービーについて以下を中心に紹介してきました!
- MLBホームランダービーの概要
- ルールや見どころ
MLBホームランダービーは、夏のオールスターウィークを彩る注目イベントです。
トーナメント形式で行われる真剣勝負は、観る者を引き込む迫力満点の展開が繰り広げられます。
飛距離や打球速度も注目ポイントである一方、演出や観客の熱狂も魅力で、野球ファン以外も楽しめ家族や仲間と盛り上がれる一夜限りの祭典です。
今年のホームランダービーにはどんな選手が選出されるのか、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしましょう!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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