【野球国際大会】WBCとは?大会内容・プレミア12との違いを解説!

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野球の国際大会である「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」について解説していきます!

本記事では、同じ野球国際大会であるプレミア12との違いも解説します!

WBCについて詳しく知ることで、2026年3月開催予定の第6回大会をより楽しむことができます!

この記事でわかること
  • WBCの大会概要
  • プレミア12との違い

WBCとは?

大会概要

WBCは、MLB機構・MLB選手会が主催する国際大会です!

また、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が公認する世界一決定戦でもあります。

創設背景は、以下の要因があります。

  • MLBの国際化:東アジア・北中米カリブ海諸国出身選手の活躍が増加
  • MLBの世界進出:アメリカ国外でのMLB開幕戦の開催など積極的なグローバル化戦略
  • MLBの収益拡大:MLB拡大とマーケット拡大による増収を狙う

MLB機構が開催を提唱して誕生した大会であるため、MLBの都合が背景としてあります。

参加国数・参加条件

参加国数は、20の国と地域が本選に出場します!(2017年の第4回までは16の国と地域)

本選出場の内訳は、前回大会出場の16の国と地域+予選を突破した4の国と地域です。

開催タイミング・時期

開催タイミングは、プレミア12と同じく4年に1度開催されます。

開催周期は同じですが、WBCはプレミア12開催年の中間年に開催されます。
つまり、WBCとプレミア12は2年ごとに交互に開催される形となっています。

WBCの第1回大会は2006年で、徐々に大会の認知度が高まり盛り上がりを見せています!

開催時期は、シーズン開幕直前の春頃になっています。

第1回大会:2006年3月2日から
第2回大会:2009年3月5日から
第3回大会:2013年3月2日から
第4回大会:2017年3月6日から
第5回大会:2023年3月8日から
第6回大会:2026年3月予定

大会ルール

WBCでは独自の大会ルールが設けられています。

主な独自ルールは以下のとおりです。

  • 指名打者制(DH)を採用
  • 同一選手による先発投手と指名打者の兼任が可能(いわゆる「大谷ルール」)
  • 延長タイブレーク:延長10回より無死二塁で実施
  • 球数制限
    • 第1ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝と決勝は95球まで
      ※申告敬遠は投球数にカウントしない
      ※対戦中投球上限に達した場合、打席完了まで上限を超えて投げることができる
  • 登板間隔制限
    • 30球以上の投球もしくは2日連続の登板:中1日の休み
    • 50球以上の投球:中4日の休み

とくに球数制限や登板間隔の制限は、選手の起用法に大きな影響を及ぼします。

独自ルールを考慮した選手選考・試合での采配が必要となってきます!

MLB選手の参加有無

WBCには現役のメジャーリーガーが数多く参加しています

シーズン開幕直前の春頃に開催されることや、MLB主催であることから参加表明する選手が増えてきています!

メジャーリーガーが参加することで、各出場国のベストメンバーが揃うことから世界一決定戦の名にふさわしい大会と言えるでしょう!

プレミア12との違い

プレミア12との違いを解説していきます!

WBCとプレミア12の比較

WBCプレミア12
主催MLB機構、
MLB選手会
世界野球ソフトボール連盟
(WBSC)
参加国数20の国と地域12の国と地域
参加条件勝ち抜き制招待制
開催タイミング4年に1度4年に1度
開催時期春頃(3月頃)秋頃(11月頃)
初開催2006年2015年
MLB選手の参加有無ありなし
優勝賞金100万ドル
(2023年第5回大会)
150万ドル
(2019年第2回大会)
WBCとプレミア12の比較

プレミア12とは?

プレミア12は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する国際大会です。

4年に1度開催され、12の国と地域が招待される形で選出されます!

残念ながら現役のメジャーリーガーは参加していません。

プレミア12の詳細については以下の記事で解説しています!

まとめ

今回は、WBCについて以下の点を中心に解説してきました!

  • 大会概要
  • プレミア12との違い

2023年の第5回大会では、日本代表は大谷翔平選手を中心に3大会ぶり通算3度目の優勝を果たしました!

野球新興国でもテレビ中継されるなど、大会の認知度も回数を重ねるごとに高まっており、世界的に盛り上がる大会になってきています!

次回の2026年第6回大会では誰が代表に選出されるのか、日本代表はどこまで勝ち進んでくれるのか楽しみですね!

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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