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【プロ野球】ゴールデングラブ賞とは?選考方法・ベストナインとの違いを解説!

ゴールデングラブ賞 プロ野球
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日本のプロ野球でシーズンオフに発表される「ゴールデングラブ賞」について解説していきます!

本記事では、同じ選手表彰であるベストナインとの違いも解説します!

ゴールデングラブ賞について詳しく知ることで、シーズンオフの表彰をより楽しむことができます!

この記事でわかること
  • ゴールデングラブ賞の概要
  • ベストナインとの違い

ゴールデングラブ賞とは?

概要

ゴールデングラブ賞は、日本プロ野球の選手表彰の1つで、正式名称は「三井ゴールデン・グラブ賞」です。

シーズンを通して卓越した守備力でチームに貢献した選手を表彰する目的で、MLBの「ゴールドグラブ賞」を参考にスタートしています。

セパ両リーグでそれぞれ選出されるため、計18名の選手が表彰されます!

1972年に「ダイヤモンドグラブ賞」として創設され、1986年に現在の「三井ゴールデン・グラブ賞」に改称されました。

バッテイングやピッチングに比べてフォーカスされにくい守備の名手を称える賞であり、受賞を目標とする選手も多くいます!

選考基準

ゴールデングラブ賞の選考対象となる選手の基準は以下のとおりです。
この基準を満たした選手が有資格者となります。

選考基準
  • 投手
    • 規定投球回数以上の投球、またはチーム試合数の1/3以上に登板
  • 捕手
    • チーム試合数の1/2以上捕手として出場
  • 内野手
    • チーム試合数の1/2以上 1ポジションの守備についている
  • 外野手
    • チーム試合数の1/2以上外野手として出場

2024年度では、チーム試合数の1/3以上は47試合以上、1/2以上は71試合以上でした。

なお、外野手はレフト、センター、ライトに関係なく、外野手部門として3名が選ばれます!

選考方法

ゴールデングラブ賞の選考方法は、プロ野球記者による投票で得票数のいちばん多かった選手が受賞となります!

投票できる記者の条件は以下のとおりです。

投票要件

新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上現場での取材キャリアを持つ記者

2024年度は、セ・リーグで299名、パ・リーグで260名に投票権が付与されています。

記者の投票で選出されることから、「この選手の守備はうまい」「守備率が高い」といった印象を与えることで票が得やすくなる傾向があります。

守備に関する指標に基づいた選考ではないことから、選考方法の変更を求める声もあがっています。

ベストナインとの違い

ベストナインとの違いを解説していきます!

ゴールデングラブ賞とベストナインの比較

ゴールデングラブ賞ベストナイン
概要卓越した守備力
チームに貢献した選手に
贈られる賞
各ポジションで総合的に
最も好成績
を残した選手に
贈られる賞
創設年1972年1940年
選考基準一定の基準を満たした選手明確な基準はなし
選考方法記者による投票記者による投票
表彰人数18名19名
ゴールデングラブ賞とベストナインの比較

ベストナインとは?

ベストナインとは、日本プロ野球の選手表彰の1つです!

シーズンを通して各ポジションで総合的(打撃・走塁・守備など全般)に最も好成績を残した選手を表彰するものです。

パ・リーグでは指名打者(DH)も選出されます。

選考方法などは以下の記事で解説しています!

まとめ

今回は、ゴールデングラブ賞について以下の点を中心に解説してきました!

  • 賞の概要
  • 選考基準・選考方法
  • ベストナインとの違い

ゴールデングラブ賞を受賞した選手には以下が贈呈されます。

  • 金色のグラブ型トロフィー
  • 副賞:賞金50万円

トロフィーに関しては、受賞選手の使用グラブをかたどり金色の皮革を用いて作られる本物のグラブとなっています!

守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞を、今後どの選手が受賞するのか楽しみですね!

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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