【プロ野球】ベストナインとは?選考方法・ゴールデングラブ賞との違いを解説!

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日本のプロ野球でシーズンオフに発表される「ベストナイン」について解説していきます!

本記事では、同じ選手表彰であるベストナインとの違いも解説します!

ベストナインについて詳しく知ることで、シーズンオフの表彰をより楽しむことができます!

この記事でわかること
  • ベストナインの概要
  • ゴールデングラブ賞との違い

ベストナインとは?

概要

ベストナインは、日本プロ野球の選手表彰の1つで、正式名称は「ベストナイン賞」です。

シーズンを通してそれぞれのポジション(投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・外野手)で最も好成績を残した選手を表彰する賞です!

各ポジション+パ・リーグのみ指名打者(DH)も選出されるため、計19名の選手が表彰されます!

打撃・走塁・守備など総合的に好成績を収める必要があります。

選考基準

ベストナインの選考対象となる選手の基準明確には設けられていません

「最も好成績を残した選手」が表彰の対象となるため、ある程度の試合数に出場していることを想定して設けられていないのかもしれません。

なお、外野手はレフト、センター、ライトに関係なく、外野手部門として3名が選ばれます!

選考方法

ベストナインの選考方法は、プロ野球記者による投票で得票数のいちばん多かった選手が受賞となります!

投票できる記者の条件は以下のとおりです。

投票要件

新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上現場での取材キャリアを持つ記者

複数ポジションで記者投票1位になった場合は得票数が多いポジションでの受賞となります。
少ない方は、次点の選手が受賞します。

記者投票のため各ポジションの最多得票が複数の選手となり、1ポジションで2名の選手が選出されることもあります。

ベストナインの傾向としては、「優勝チーム」から選出されることが多いです。

指名打者と他のポジションでの同時受賞は認められており、2016年に大谷翔平選手が史上初めて投手と指名打者でベストナインを獲得しました。

ベストナインに到底該当すると思えない選手への不可解な投票があることから、「選考理由」を明示するなど選考方法の変更を求める声もあがっています。

ゴールデングラブ賞との違い

ゴールデングラブ賞との違いを解説していきます!

ベストナインとゴールデングラブ賞の比較

ベストナインゴールデングラブ賞
概要各ポジションで総合的に
最も好成績
を残した選手に
贈られる賞
卓越した守備力
チームに貢献した選手に
贈られる賞
創設年1940年1972年
選考基準具体的な基準はなし一定の基準を満たした選手
選考方法記者による投票記者による投票
表彰人数19名18名
ベストナインとゴールデングラブ賞の比較

ゴールデングラブ賞とは?

ゴールデングラブ賞とは、日本プロ野球の選手表彰の1つです!

シーズンを通して卓越した守備力でチームに貢献した選手を表彰するものです。

選考方法などは以下の記事で解説しています!

まとめ

今回は、ベストナインについて以下の点を中心に解説してきました!

  • 賞の概要
  • 選考基準・選考方法
  • ゴールデングラブ賞との違い

ゴールデングラブ賞とは観点が異なるため、それぞれの賞で違う選手が表彰されることもあります!

ベストナインは打撃成績が優先される傾向にあるので、打率・本塁打・打点などで好成績を残していると選出される可能性が高くなります。

その年の最も好成績と認められるベストナインを、今後どの選手が受賞するのか楽しみですね!

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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