2025年のプロ野球に大きな変化が訪れます。それは「牛骨バット」の解禁です!
本記事では、牛骨バットの特長や従来のバットとの違い、プロ野球への影響を詳しく解説します。
2025年シーズンを見据えたこの話題を、ぜひ最後までお楽しみください!
牛骨バットとは?
概要
牛骨バットとは、木製バットの表面を硬い材質の牛骨などで擦る加工をしたものです!
バットの内部を強化するのではなく、牛骨の成分によって木目を詰める表面加工を行うことが目的です。
牛骨バットは、打った時に「硬い」感覚になると言われ、打撃向上につながる可能性があります!
牛骨でバットの表面をしごいて木目を詰める加工は、MLB(メジャーリーグ)では一般的なことです!
話題の背景
日本野球機構(NPB)が公認バットに関する規則の一部を見直し、2025年シーズンから「牛骨バット」の使用を解禁しました!
これまでとは違う加工を施したバットが、どのようにプレーや戦略に影響を与えるのか注目が集まっています!
牛骨などによる表面加工は、「圧縮バット」が禁止された1981年と同時期に禁止されました。
解禁となった理由は、NPBが反発係数などを調査した結果、従来の木製バットと数値が変わらなかったためです!
禁止されるまでは、長嶋茂雄、榎本喜八、大杉勝男といった大打者たちも使用していました。
反発係数は変わりませんが、打感が変わることによって打撃成績が向上する選手が出てくるかもしれません!
また、投高打低と言われている現在のプロ野球で、ホームラン数の増加なども期待されています!
特長と従来のバットとの違い
牛骨バットの特性
牛骨バットの特長としては、以下のとおりです。
従来バットとの違い
従来の木製バットとの違いは、以下のとおりです。
- 重さ:表面加工するだけなので大きな変化はなし
- 反発係数:調査の結果、数値は変わらない
- 打感
- 従来より「硬い」感覚を得ることができる
- ボールの弾きが良い感覚を得ることができる
木製バットがベースとなっているので、数値的な変化ではなく、打者の感覚が変わることが違いとして考えられます。
プロ野球への影響
牛骨バットが解禁されることで、プロ野球にどのような影響をもたらすのか紹介していきます!
想定される影響
これまで紹介してきたように、牛骨バットでは打者の打感が良くなる可能性があります!
打感が良くなることで、以下の影響が考えられます!
- ポジティブな感情を持ちやすくなり、自信を持って打席に立てる
- 従来と違う感覚を得ることで、フォームが改善される
現時点では、感覚的な部分での影響しか判明していないため、牛骨バットを使用した選手の2025年シーズンの成績がどうなるか楽しみですね!
使用した選手の感想
実際に牛骨バットを試した選手のコメントを紹介します!
西武:中村剛也選手
(これまでのものと)明らかに違う。基本的にみんな、使うんじゃないですか。
でも僕はまだ(シーズンで)使うか決めていないので。とりあえず両方用意してもらって。引用:日刊スポーツ
DeNA:山本祐大選手
僕の中では凄く、よりはじくイメージ。
感触の問題ですけどバットの硬さみたいなものを感じる。音もいい。引用:スポニチアネックス
オリックス:西川龍馬選手
ちょっと(表面が)硬くて、はじきがいい。
僕は絶対硬い方がいいので。(昨季より)多分飛ぶと思います。引用:スポニチアネックス
各選手とも、好感触を得ているコメントになっています!
その他にも、ヤクルト:村上宗隆選手や阪神:梅野隆太郎選手など様々な選手が試打を行っています!
春季キャンプを通して牛骨バットを導入するか検討する選手がほとんどのようです!
まとめ
今回は、2025年から解禁される「牛骨バット」について以下の点を中心に解説してきました!
- 「牛骨バット」の特長
- プロ野球への影響
牛骨バットは、反発係数などの数値は変わらないものの、打感など選手に好影響を与えてくれる可能性を秘めています!
選手によって感触の好き嫌いは分かれるため、どの選手が「牛骨バット」を使用するのかも楽しみですね。
解禁によって2025年シーズンにどのような影響を与えるのか、楽しみに注目していきましょう!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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