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【MLB】1年の流れとは?|レギュラーシーズン~オフシーズンまで年間スケジュールを徹底解説!

MLB年間スケジュール 野球ファン向け
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MLB(メジャーリーグ)の年間スケジュールは、レギュラーシーズンからポストシーズン、さらにオフシーズンまで明確な区切りがあります!

特に10月からのポストシーズンは毎年大きな注目を集め、ワイルドカードからワールドシリーズまで続く激戦が展開されます!

一方、11月以降のオフシーズンではFA市場の動きや契約更改が本格化し、各球団の補強戦略が明らかになります。

本記事では、MLBの年間サイクルについてわかりやすく解説していきます!

時期ごとのイベントや流れを知ることで、MLB観戦がより深く楽しめるようになります!

この記事でわかること
  • MLBの年間スケジュール

メジャーリーグ(MLB)の年間スケジュールとは

MLBは2月中旬のスプリングトレーニング開始から11月中旬のFA解禁までの長い年間サイクルで動きます!

2月中旬にキャンプインし、3月にはメジャーとマイナーのオープン戦が行われ、開幕は例年3月下旬〜4月上旬です!

2026年シーズンの開幕
2026年は3月25日(日本時間26日)、ヤンキース vs ジャイアンツの1試合で開幕します! 翌26日には全30球団がシーズン開幕を迎えます!

シーズン期間

MLBのシーズン期間は主に2つに区分されます。

  1. レギュラーシーズン(3月末〜9月末)
    • レギュラーシーズンは162試合制で、両リーグ15球団が東・中・西の3地区に分かれて戦います!
    • インターリーグはNPB(日本プロ野球)と異なり期間固定ではなく、年間を通して行われる点が特徴です
    • 7月にはオールスター、7月末にはトレード期限が設定されます。
  2. ポストシーズン(10月〜11月)
    • ポストシーズンは各リーグ上位6チーム、計12球団が進出!
    • ワイルドカード→ディビジョンシリーズ→リーグ優勝決定戦を経て、10月末のワールドシリーズ(7戦制)で世界一が決まります!

11月中旬にはFAが解禁されオフシーズンへ入ります。

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

2026年は、7月14日(日本時間15日)にオールスター(開催地フィラデルフィア)が開催されます!

NPBとの違い

NPBのレギュラーシーズンの試合数は143試合で、MLBより19試合少ないのが特徴です!

さらにMLBは移動距離が非常に長く、時差のある地域間の移動が多い点も大きな違いです。

2月~3月|スプリングトレーニングとオープン戦

スプリングトレーニングとは(2月〜3月)

2月中旬〜3月下旬にかけてスプリングトレーニング(春季キャンプ)が行われ、シーズンへ向けた約6週間の準備期間となります!

寒さの残る時期であるため、キャンプ地は温暖なアリゾナ州(カクタスリーグ)とフロリダ州(グレープフルーツリーグ)に分かれて実施されます。

投手と捕手は数日早くキャンプインするのが通例で、フィジカル強化・守備練習・シート打撃などを行いながら、開幕ロースター争いが本格化します!

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

近年は「実戦重視」の傾向が強まり、選手はキャンプ前から自主トレで仕上げて合流するケースが増えているようです。

オープン戦(Spring Training Games)の特徴

キャンプ中は、公式戦形式のオープン戦が毎日のように組まれます!

ただし記録は公式成績に含まれません

参加チームはキャンプ地ごとに分かれ、移動負担が少ないため若手にも出場機会が多く、スプリットスクワッド(1日2試合を別チームで実施)も行われます。

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

年度によっては大学チームやWBC代表との対戦が組まれることがあります。

参加選手の構成

スプリングトレーニングには以下の選手が参加します!

  • 40人ロースターの選手
  • マイナーから招待された有望株
  • マイナー契約の招待選手(ベテランFA)

ロースターから漏れた選手はマイナーキャンプに送られ、開幕を傘下チームで迎えます。

WBC開催年のスケジュール変動

WBC開催年は、代表選手が早期にチームを離れることが多いです。

そのため、通常より早く調整を進める必要があり、全体スケジュールも前倒しとなる傾向があります。

3月末~9月末|レギュラーシーズン

レギュラーシーズン期間(3月末~9月末)

MLBのレギュラーシーズンは例年3月下旬〜9月末に行われ、各チーム162試合を約6か月かけて戦います!

日本時間では多くの試合が早朝〜午前中に生中継されるため、出勤前に観戦を楽しむファンも多いのが特徴です!

162試合制の対戦内訳

MLBはアメリカンリーグ(AL)とナショナルリーグ(NL)に分かれ、それぞれが東・中・西の3地区制となります!

2025年以降の基本フォーマットは以下の通りです。

対戦内訳
  • 同地区の4チームと13試合=計52試合
  • 同リーグ他地区の10チームと計62試合
  • 他リーグとのインターリーグ(交流戦)計48試合 ※どのチームとも最低3試合は対戦

インターリーグの仕組み

交流戦では全15チームと対戦し、「地理的なライバル」同士(例:ヤンキース×メッツ)は6試合と多めに組まれます!

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

従来は期間が限定されていましたが、現在はシーズン全体に分散して実施されます。

シーズン中の主なイベント

オールスターゲーム(7月中旬)

7月に行われるミッドサマー・クラシックは、ファン投票などで選ばれたスター選手が集う一夜限りの祭典です!

前日にはホームランダービーなどの関連イベントも開催されます!

トレードデッドライン(7月末)

7月31日前後がトレード期限で、ここを境に戦力補強が一気に加速します!

優勝争いの流れが大きく変わる重要ポイントです!

MLB開幕シリーズの海外開催

MLBは開幕カードを海外で開催するケースがあり、日本(東京)、韓国、メキシコなどで「MLB World Tour」として実施され、世界的な注目を集めています!

<strong>まつ村長</strong>
まつ村長

2025年はドジャースvsカブスの開幕カードが東京ドームで開催され、日本人選手が出場することもあり、大変盛り上がりました!

10月~11月|ポストシーズン

MLBではレギュラーシーズン終了後、10月初旬から約1か月間にわたりポストシーズンが行われます。各リーグから6チームずつ(合計12チーム)が進出し、ワイルドカードシリーズからワールドシリーズまで段階的にチャンピオンを決定します。

ワイルドカードシリーズ(WC)

2022年から導入された3試合制の短期決戦で、以下の組み合わせで対戦が行われます!

対戦の組み合わせ
  • ワイルドカードの勝率1位チーム VS ワイルドカードの勝率2位チーム
  • 地区優勝の中で、勝率3位チーム VS ワイルドカードの勝率3位チーム

全試合を上位シードの本拠地で開催し、先に2勝した2チームがディビジョンシリーズへ進みます。

ディビジョンシリーズ(DS)

WCを勝ち抜いた2チームと、リーグ地区優勝勝率1位・2位のチームが対戦!

5試合制で先に3勝したチームがリーグチャンピオンシップシリーズに進出します。

リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)

ア・リーグ(ALCS)/ナ・リーグ(NLCS)で行われるリーグ優勝決定戦です!

7戦4勝制で実施され、勝者がワールドシリーズ出場権を獲得します!

ワールドシリーズ(WS)

10月下旬〜11月初旬に開催されるMLBの頂上決戦です!

ア・リーグとナ・リーグの覇者が7戦4勝制で対戦し、先に4勝したチームが世界一(ワールドシリーズチャンピオン)となります!

シーズン終了後のイベント

優勝チームは本拠地で「祝賀パレード」を実施し、数十万人規模のファンが集まる名物行事となります!

また、ワールドシリーズMVPなどの表彰もこの時期に発表されます。

11月~1月|オフシーズン

ワールドシリーズが終了すると、MLBはストーブリーグに突入します!

ここから翌年2月のスプリングトレーニング開始までの間は、契約更改、FA交渉、トレード、人事イベントが集中する重要な期間です!

表彰・契約更改・年俸調停

オフシーズン序盤にはMVP・新人王などの表彰が発表され、その後は契約交渉が本格化します。

年俸調停権を持つ選手はデッドラインまでに来季の希望年俸を提出し、1〜2月にかけて必要に応じて調停公聴会が実施され、多くは公聴会前に合意へ至ります。

ウインターミーティング(12月)

MLB30球団のGMや代理人が集まる 最大の交渉イベントです!

FA契約やトレードが一気に進むほか、マイナー職員や分析スタッフの採用活動の場にもなっています。

FA・国際アマチュアFA

FA選手は11月上旬から契約交渉が可能となり、主力選手の大型契約が動き出します!

また、アメリカ国外の16歳以上の有望選手は国際アマチュアFAとして、球団ごとに割り当てられたボーナスプール内で契約します。

ルール5ドラフト(12月)

ウインターミーティング最終日に開催される制度で、他球団の40人ロースター外の選手を指名して獲得できます!

マイナーでの“飼い殺し”を防ぐ目的があります。

戦力外通告

レギュラーシーズン後〜12月にかけて、球団は来季のロースター再編のためNon-tender(契約保留権の放棄)戦力外通告を実施。

これによりFAとなる選手も多数発生します。


契約交渉がひと段落すると、選手たちはアリゾナ州とフロリダ州で行われるスプリングトレーニングに参加。こうして新シーズンへの準備が本格的に始まります。

まとめ

今回は、MLBの年間スケジュールについて以下を中心に紹介してきました!

  • 年間スケジュールの概要
  • 各時期のイベント

MLBの年間スケジュールは、レギュラーシーズンからポストシーズン、オフシーズンまで明確な流れで進行します。

10月からのポストシーズンはワイルドカードからワールドシリーズへ続き、最終的に年間王者が決定します。

その後は契約更改やFA市場が動くオフシーズンとなり、ウインターミーティングや年俸調停など重要イベントが続きます。

11月から1月にかけて選手の移籍や戦力補強が本格化し、球団の来季体制が固まっていきます。

2月のスプリングトレーニング開始とともに新シーズンへ向けた準備が整い、再び長い戦いが始まります。

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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